花束は君を守るために


蓮はため息をついた


蓮「事件が終わってねぇ
被害者を一人で帰らせるほど暇じゃない」


ぶっきらぼうな言い方
でもそのまま彩花の横に並んで歩き出した


蓮「ほら」

彩花「……はい」


彩花も小さく歩き出す

住宅街は静かだった
しばらく沈黙が続く

そしてやっと蓮が口を開いた


蓮「ちゃんと飯食ってるか」


突然の質問に私は少し笑ってしまった


彩花「食べてます」

蓮「嘘つけ
顔色悪ぃぞ」

彩花「……そんなことないです!」

蓮「ある」

即答だった
私はまた思わず笑ってしまう