花束は君を守るために


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立体駐車場の一角

夕日がコンクリートの床を
赤く染めていた

彩花は一歩も動けない
目の前には直樹
逃げ道はない

直樹は静かに笑う


直樹「やっと一人になったな」


彩花は震える唇を動かした


彩花「……帰って」

直樹「帰らない」


一歩
また一歩
距離が縮まる


直樹「警察に守ってもらって
安心だったか?」


彩花は首を横に振る


彩花「お願い……
もう終わりにして…」


その言葉に、直樹の表情が一変した