花束は君を守るために



───更に1週間後

警視庁捜査一課

同僚が新しい資料を机へ置く


「直樹、車を乗り換えてる」

「偽名も使ってる可能性があります」


蓮は資料をめくる
どれも決定打にはならない


蓮「くそ……」


思わず机を軽く叩く
その時だった
別の刑事が駆け込んでくる


「蓮!
例のアパートから指紋が出た!」


部屋の空気が変わる


蓮「本人ので間違いないか」

「あぁ!」

「これで令状が――」


そこまで聞いた蓮は立ち上がる

(終わる。)

(やっと終わる。)