花束は君を守るために



───翌日

蓮は朝から捜査一課へ向かっていた


蓮「スーパーの防犯カメラは?」

「解析終わりました」


部下がUSBを差し出す


「直樹が映ってます
顔もはっきり」


蓮は映像を見る

彩花を見つめ続ける直樹
電話で離れた蓮
その瞬間を狙って近付く
そして逃走


蓮「計画的だな。」

「はい、ですが」


部下が資料をもう一枚差し出した


「逃走経路を追ったところ
直樹が出入りしている
アパートを特定しました」


蓮の目が変わる


蓮「本当か」

「現在、令状の準備中です」


部屋が静まり返る
蓮は小さく息を吐いた

(あと少しだ。)

(もう少しで終わる。)