花束は君を守るために



彩花「蓮さんだけは……
傷付かないでほしくて…」


その言葉に
蓮は目を閉じた

全部繋がった
避けられた理由
怯えていた理由
あの日の涙
全部

蓮はもう一度彩花を強く抱きしめる


蓮「彩花」


耳元で静かに言う

蓮「もう十分だ
お前はずっと一人で耐えてきた
もう耐えなくていい」


彩花は声を上げて泣いた
蓮は髪を優しく撫でながら続ける


蓮「今度は俺が守る
絶対に離さねぇ」


その言葉には、
刑事としてだけではない、
一人の男としての覚悟が込められていた