花束は君を守るために



玄関の電子ロックが開く音がした

ピッ


蓮「彩花!」


低く響く声
彩花はソファから勢いよく立ち上がる


彩花「蓮さん……!」


玄関へ向かおうとした瞬間


彩花「っ……」


腰が痛み、少しよろける
その姿を見た蓮がすぐ支えた


蓮「走んな
まだ治ってねぇだろ」

彩花「すみません…」

蓮「だから」


少し呆れたように笑う


蓮「謝るな」


私は照れたように笑って頷いた


彩花「……はい」