花束は君を守るために



───
マンションの陰

帽子を深く被った直樹は
蓮の車が猛スピードで
戻ってくるのを見てゆっくり笑った


直樹「そうだ
そうやって呼べ
もっと警察を振り回せ」


そして小さく呟く


直樹「そのうち……
一人になる時が来る」


その笑みは、不気味なほど静かだった