花束は君を守るために



その頃

マンションの外

街灯の影に、一人の男が立っていた
帽子を深く被り、建物を見上げる

直樹だった


蓮「……なるほど」


小さく笑う


直樹「そこにいるのか」


ポケットから新しい封筒を取り出す
ゆっくり指で撫でながら呟いた


直樹「まだ終わらねぇよ」


その目は静かに狂気を宿していた