花束は君を守るために



蓮「お前、病院で何約束した」


彩花は少し考える
『もう一人で抱えるな。』
『俺から逃げんな。』
思い出して小さく俯く


彩花「……逃げません」

蓮「なら決まりだ」

彩花「でも…」

蓮「でもじゃねぇ」


少し強い口調


蓮「これは刑事として言ってる
安全が確認できるまで、
お前は一人で帰さねぇ」


彩花は何も言えなかった
本当は迷惑をかけたくない
でも心のどこかで、
ほっとしている自分もいた


彩花「……お願いします」


小さな返事
蓮は短く頷く


蓮「あぁ」