花束は君を守るために



彩花「蓮さん」


震える声
私はぎゅっとシーツを握り締めた


彩花「怪我だけはしないで……」


涙がぽろぽろ落ちる


蓮「……」

彩花「…死なないで」


病室が静まり返る
でも私は必死だった


彩花「お願いだから……
もう誰かが傷付くの嫌…
蓮さんまでいなくなったら…」


そこで言葉が詰まる
涙で前が見えない


彩花「私……
耐えられない……」


その本音に、蓮は目を閉じた