花束は君を守るために



蓮「店長を襲ったのも
俺を狙ったのも
お前のせいじゃねぇ」


彩花は首を振る


彩花「でも……」

蓮「違う」


少しだけ強い声


蓮「悪いのは全部、直樹だ
お前じゃねぇ」


その一言で
私の中に張り詰めていた何かが
音を立てて崩れた


彩花「っ……」


嗚咽が漏れる


彩花「怖かった……」

蓮「あぁ」

彩花「もう誰も傷付いてほしくない……」


蓮はゆっくり頷いた