花束は君を守るために



処置室の扉が閉まる

一人残された蓮は、静かに拳を握る

脳裏に浮かぶのは、
紫色の打撲と、腕に残った掴まれた痕


蓮「……全部聞かせろ」


誰に聞かせるでもないその言葉には
刑事としての怒りと
一人の男として彩花を守りたいという
思いが、静かに滲んでいた