花束は君を守るために



───
直樹に突き飛ばされてから二日

腰の痛みは引かなかった
着替えるたび、鈍い痛みが走る

鏡の前で服の裾を少し上げる
腰の横
紫色の大きな打撲
思わず息を呑んだ。


彩花「……こんなに」


でも
仕事を休むわけにはいかない


彩花「大丈夫…」


そう呟いて家を出た