花束は君を守るために



カラン、と閉店を知らせるベルが鳴る。

彩花「ありがとうございました!
またお待ちしております!」


私は最後のお客様を見送り
店のドアに「CLOSED」の札を掛けた。


彩花「ふぅ……終わった。」


エプロンを外し、軽く肩を回す。

店長がレジを締めながら笑う。


店長「今日もお疲れ。」

彩花「お疲れ様です!」

店長「最近忙しかったし、
明日は少しゆっくりしな。」

彩花「はーい!」


穏やかな空気が流れる。

これが、今日という一日が終わるはずだった。