放課後リバース:嫌いなアイツと入れ替わりました

「おじゃ,,,じゃなかった。ただいまー,,,?」

「あらあらおかえり。て、まあ。葵ちゃんじゃない!久しぶり。」

「,,,お久しぶりでーす」

「き、今日泊まることになったから!」

私は蓮に助けを求めるべくサインを送ろうが蓮は知らんぷりだ。親の前では反抗期か?

蓮のお母さんは有難いことにすんなりと受け入れてくれ、ご飯も準備してくれるそうだ。
私たちはその間蓮の部屋で待つことになった。

蓮の部屋は意外にも綺麗だった。蓮の部屋を見渡すと、家族写真が飾ってあった。そこには蓮、蓮のお母さんお父さん、私、私のお母さんお父さんが映っていた。そういえば蓮と私の家族で九州に旅行に行ったんだっけ。懐かしいなあ、なんて考えていると蓮がご飯を持ってきてくれた。何回繰り返しても、私の姿をしていることに毎回少し驚いてしまう。

「ほらよ、今日はオムライスらしい。」

蓮は私の隣に腰を座らせ、黙々と食べ始める。黙ってはいるが、目が明らかに輝いている。,,,昔から分かりやすいなあ。すると蓮が私からの視線に気づいてしまったそうで、問いかけてくる。

「はへねーの?(食べねーの?)」

「飲み込んでから喋りなよ,,,まあでもそうだね。」

私はいただきます、と手を合わせたべなじめた。