放課後リバース:嫌いなアイツと入れ替わりました

私の顔が紅色に染まっていくと、蓮も状況を理解したらしく、みるみる顔が赤くなっていく。

「,,,ごめん!!!??」

私は勢いよく蓮に謝り、床に足をつけて立つ。蓮はまだ顔を赤くして口を金魚のようにパクパクさせているが、後輩たちからの視線が痛い。
まるで少女漫画を見ているような視線を送ってくる。
,,,流石に勘弁だ。

「ん、早く立って」

私は蓮に手を差し伸べる。正直これ以上勘違いされるのは心底嫌なので早く立って欲しい。蓮は数秒固まった後私の手を取った。蓮の手がとても小さい。

「蓮、とりあえず人目につかないような外に出よう。校舎裏とか。」

蓮はこくりと頷く。,,,こいつこんなに静かなやつだったか?私たちは逃げるように校舎から離れた。


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「蓮、これってさ。入れ替わってるってことだよね」

私は問いかけると、蓮も平常心を取り戻してきたようで咳払いをし、会話を続けてくれた。


「多分そういうことだろーけど,,,なんでお前はそんな冷静なんだよ。」

冷静か,,,たしかに、ミステリー小説の読みすぎで謎の慣れが出てしまったか?
たしかに、言われてみれば入れ替わりなんて本来あるはずのない事なのだ。