「私はお姉ちゃんたちとは違うの!!簡単に大丈夫なんて言わないで!!ママとパパだって、大丈夫って言ってたのに大丈夫じゃなかったじゃんか!!!アイドルやりたいならやればいいじゃん!!そしたらお金だってもらえるよっ!?」
そこまで一気に言葉を吐き出すと、私は大声で泣き出した。
私って馬鹿だなぁ。
なんで素直に『行かないで、おいてかないで』って言えないんだろう。
「「「「中村さん。私たち、アイドルやります」」」」
あぁ。私の想いは…
私の『行かないで』って気持ちは伝わらなかったんだ。
前々からみえていたお姉ちゃんたちと私の境界線がくっきりみえるようになった気がした。
そうして、シーズンができた。



