そんな事を考えながら、家の長ーい廊下をぼーっと歩いていると、前からきた人とぶつかってしまった。
っ、わ。
私はドスンッとろうかに尻もちをついた。
「「いたっ…」」
私はそうつぶやく。
…あ、ちがった。
私たちだ。
「…あら、四季…よね?おはよう」
「あっ、春お姉ちゃん…だよね?おはよう」
私とよく似ている声、顔。
でも、私とはちがう丁寧な言葉。
季井野 春(きいの はる)。
春お姉ちゃんの性格をひと言でいうと、『しっかりもの』。
よく言われるのがこれ。
『双子?』
ちがうよ?惜しいけど。
その時だ。
いきなり後ろからバタンッという音が響き、そのあとすぐに、ドタドタドタッという音がきこえた。



