命がけの音楽

問2
ボーイソプラノは時として天使の歌声と称される。
その美声を維持するために、16世紀から18世紀のイタリアで行われていたのは次のどれか。

1 男性のシンボルを切り取る
2 女性ホルモンを打つ
3 声帯の一部を切り取る

答え 1
 男性のシンボルを切り取った彼らはカストラートと呼ばれた。
 少年のような声のままに成人男性の肺活量があったため、もてはやされた。
 一時はイタリアの理髪店で「切ります」と看板をかかげていたほど。
 当時の未熟な去勢手術の陰でなくなる少年も多数いた。
 それでも人気を得られれば豊かな生活ができるため、子供をカストラートにしようとする親はあとを絶たなかった。
 人気を得る歌手の一方で、人気になれなかった者の人生は……。