私を想って

髪をセットし、上着を身につけ、冬を凌ぐ。近所から離れた高校へ電車で向かう。
途中、怪我人をみつけ、その車両へ急ぐ。


その子は昨日クラスの皆んなに挨拶してきた不良、


同じ学校の子と思われたくないから上着を着てきて良かったと思う。


「どうしたの。その怪我」


「お前誰だ?俺に話しかけていいのはクラスメイトか
先生か保護者くらいだぞ」



観念し、痛ましいその様子を看過することに。