死神系男子

三池結(みいけゆい)、お前は死んだーー 』
『…ということになっている。』
「……え?」
ぼんやりとしている頭に、男の声が響く
『生き返る方法は一つある…
それを選ぶかはお前次第だ』
「生き返れるんですか…!?
それなら、早く元に戻してーー」
若い男はしばらく何も言わなかった。
ただ、猫お面の奥から向けられる視線だけが、静かに私を捉えている。
『ただし、条件がある。』
「…条件?」
言っている意味が分からず、小さく首を傾げた。
『三池結。お前に死神の仕事を手伝って欲しい。』
「死神の、仕事をお手伝い…?」
若い男はゆっくりと紐を解き顔を覆っていた猫のお面を外した。
『どうか、この世界を一緒に救ってくれ……。』
その言葉を最後に、私の意識は途切れた。