君からもらったチョコは、切ない味がした。

「……ひーちゃん、運命の人に出会えると言う幻を見るのは後だよ。今はお昼でしょう」



呆れたようにご飯を一口。



「美桜っ、一言余計〜っ!!」



うはうはの私を横目にお弁当を食べる美桜。



美桜は私が中学に入って初めての友達。



もちろん、小学生の頃の友達もいたけど、中学に入ってからの初めての友達だ。