ノスタルジア





何ともまあ、奇妙な出会いである。


鈴木ハルミ。僕の彼女になる女性の名前だ。


ハルミは、隣に住む女子大生。ショートカットで、目が大きく、眉毛はやや下がっていて、唇がふっくらとしている。身長は推定160センチ。保険のCMに出ていそうな、世間一般的にいえば、綺麗な人。


「じゃあ、また来るから」


「はあ」


ハルミは、それだけ言って、あっさりと、隣の部屋に戻っていった。


そして、その2時間後にもう一度やってきた。ピンポーン。はーい。ガチャッ。ハルミである。


「引っ越しそばを一緒に食べようと思って。食べるかどうかの確認よ」


「あー、じゃあ、お言葉に甘えて……」