オレンジすぎる

お別れの時間帯


も一個オレンジあったりする?



「もうないよ」



「そっか」


寂しく秋風に身を揺るがせていると、


「あ、慎平!と…」


声をかけてきたのは幼い頃から
幼馴染の律子だった。


「友達です」とお辞儀する谷森。