オレンジすぎる

鼓動の音が洩れてないか


心配だった。


恋ってこんな柔軟にドキドキするんだな。
うまくいくほど。


初恋にしては…相手が相手すぎてスペック
高すぎて嬉しさが込み上げてきて
泣きそうになってる。


「次の大会…応援してくれよな」


禁句を言ったように温まった心に吹雪を受けるような
ことをしてしまい、うっかり。


「ごめん、取り消す」



「ううん、ゆっくりでいいよ」