ケーベのお話 願いを叶える悪魔

今回は私がある悪魔から招待状を貰いましたので、彼のお城へ向かいました。
「この間のダーツの悪魔みたいな奴では無い事を願うわね・・」
私が門番に招待状を見せますと彼は笑顔で私を歓迎しました。
「ケーベ・エメラルド様ですね。わたくしの主が客間で貴方を待っています」
「わざわざ、客間で私を待っているのですか・・・」
「はい」
門番は城内のメイドに係を変えてから、彼女がわたくしに笑いながら言いました。
「ケーベ様が倒した悪魔は、私達の城の主の仇敵だったのです。主は幼い時のご両親のあの悪魔に殺害された経緯が御座いましたので・・」
「・・・・・・」
わたしは悪魔達が嘘をついていないか、確認の為に水晶で過去を映しました。
ぼくの名前はフーリー、今日は此のお城でのお父さんとお母さんと一緒に僕の誕生祝いの日でした・・。
「フーリー、おめでとう」
「有難う。皆・・・」
僕をお城の皆が祝おうとしたとき、邪悪な悪魔が現れて、僕以外の此のお城の悪魔達を一瞬で殺害しました。
「くくく、小僧、悔しいか、此の城の連中は、皆、殺害した、俺が倒されない限り、お前は永遠に孤独なんだよ・・」
「・・・・・・・・」
僕は、数千年の間、此のお城で苦しんでいた、しかし、あの日、あの悪魔が占い師の女性に殺害された事で、悪魔の呪いは解けて、僕の家族やお城の皆が復活することが出来た、是非、占い師の女性にはお礼を言いたい・・・。
「そうだったのね・・」
悪魔族は全員邪悪な存在だと私は思っていましたが、邪悪では無い悪魔族も存在する事をしって、大変驚きました。
女性は客間で、私を案内しますと、其処ではフーリー様が待っていました。
「エメラルド様、本当に、私達を助けてくれてありがとうございます」
「いいえ、わざわざ、ご招待感謝しております」
「で、御例に願いが叶うカードを10枚差し上げます。此のカードを貴方がどんな風に使っても問題ありません」
「そんな、珍しいカードを私に頂けるのですか?」
「ええ、是非、お使い下さいね。それとお礼のカトレアワインを100本用意しました」
「嬉しいですわ」
フーリー様は転送術で、カトレアワインを全部わたしの屋敷の倉庫へ全部送ってくれました。
更に、悪魔会で珍しい料理を私にご馳走してくれました。
その日は思い出の一日でした・・。