浩太おじさんの家は国道沿いにポツンと建っていた。
確かに日本はアメリカのように広大な土地があるわけじゃないし、俺の想像していた農業とはかけ離れている。
そのおじさんの家は、ログハウス的な外観で中もあまり仕切りがなく開放感があって気持ちいい。
「二階は全部ジンが使っていいから。
来客のために作った空間だから、お風呂もトイレもある。
とういうか、俺は二階はしばらく無理だからさ」
浩太おじさんはそう言いながらソファへ倒れ込む。
「好きに動いていいから
あ、でも、一つだけ俺の手伝いをしてほしいんだ。
毎朝、八時ごろ、道の駅への配達をお願いしたい。
俺が畑から野菜をトラックに積んでここへ来るから、それをワンボックスカーに積み替えて道の駅まで持って行ってほしい。
道の駅はここから20分くらいのところだから」
浩太おじさんはそう言うと、クッションに包まれて眠りにつこうとする。



