御曹司ですが、日本で恋活します



「ほら、着いた」

 その道の駅は思っていた以上に大きな施設だった。
 駐車場は大きく隣にはドッグランが併設されている。
 そして、俺はおじさんに連れられて生鮮食品のスペースに行くと、年配の女性のスタッフにあっという間に取り囲まれる。

「この子が浩太君の甥っ子くん?
 いやいや、浩太君以上にイケメンじゃないの」

 確かに浩太おじさんは群を抜いてイケメンだ。
 俺の母親はどちらかいうと日本の血が濃いけれど、叔父さんはイギリスの血が濃いと思うほど、めちゃくちゃ彫りが深くてカッコいい。

「浩太君より日本人っぽい顔をしてるのね。
 でも、それがすごく素敵」

 すごく素敵と言われても…
 俺は愛想笑いを振りまくしかなかった。

 浩太おじさんに朝の仕事の段取りを教わりながら、道の駅のシステムに感動している。
 田舎ならではの発想で今手掛けてる自分の仕事の役に立ちそうだ。