翼君、好きだよ。

「こ、この子の頬っぺた触ろうと、…しただけで
捻られた」


しょぼんと落ち込む嵐君に、


「私と同じくらい可愛い友達居るんで麻友っていう1年3組の子狙ってあげてください。


翼君いこっ」


翼君は腕を暫く気にしていたがだらんと腕を垂らし、何も無かったかのようにマフラーを首元で巻き出した嵐君をみて安心し、私と一緒に歩み出した。


「駅前の珈琲屋がね出来たんだけどさっ」



「麻友って嵐のこと気になってたの?」


上手に話を切り開く翼君。
こういう丁寧なところ含め好きだ。