翼君、好きだよ。

「1年3組広栄咲です!…後良かったら連絡先交換しませんか?」


「咲ちゃんね。分かった。携帯鞄の中だから校門前で待っててくれる?なるべく早く向かうから待っててね。約束」


小指を出された。指きりだろう。小指を絡ませる。脈打つ心臓。


「あ、あと友達の麻友が…」


麻友は制服の裾を引っ張り、顔を振るので、嵐君とは見納めに終わることになった。


「なんでもないです!待ちますね!」



眉を下げニッコリ微笑み、去っていく翼君。格好いいったら仕方ない。