翼君、好きだよ。


「ケーキはレアチーズで!
翼君は…?」


「俺モンブランで」


最初から決めてたみたいにメニュー表を閉じ、
頬が緩み目は伏せ気味の翼君。


「翼君は理系と文系どっちに進めるか
もう決めてたりするの?」


「俺なー。数学苦手だから文系選択すると思う」


ケーキが到着したのでお互いマフラーを外す。


「文系なんだ、じゃあ大学も文系…?」