手だけでも繋ごうよ


振り向いた茉夏ちゃんの表情はそんなに明るくはなかった。

迷惑だったかな。

俺ばかりウキウキして。


「じゃ、早速仲良くなりたいんだけど、屋上行かない?天気いいから空綺麗だよ」


茉夏ちゃんは、頷いた。

お弁当を持って、俺についてきた。

横は歩いてくれない。

斜め後ろ。


屋上は、そんなに人はおらず、快適だった。