宵闇に咲く恋

「凛の母親がうちに来てな、娘を売りたいと言うから一応凛の情報を探っていたんだ。その時にこっそり家を見に行ったら母親に殴られてるの泣くこともせず黙って終わるのを待つ凛を見て、俺が凛を幸せにしないといけないって思っただけだ。」


私はわからなかった。最初痛くて辞めて欲しくて泣いていた。でも泣いても辞めてくれないから殴られる回数が増えるたびに泣くのが無意味な事に気づいた。ただその行為が終わるのを待つ。それが当たり前だった。


「怜は私を愛してくれる?」


ただそれだけだった。私が欲しいのは。



「当たり前だろ。凛が嫌と言うほど俺が愛しやるよ」