偽の狼と真の狼



今の時刻は、21時です。
普通なら私がいつも寝ている時間です。
早く寝ないとですね。

「ね~‼これから何するっ?トランプ、UNOとかいろいろあるよぉっ‼楽しみだなぁ。ふふっ。」

「あ、えっと、すみません。私、寝ます。」

「ええっ、ぼたんちゃん寝ちゃうんですかっ…。まあ眠いですしね。私も寝ようかなぁ…。ぼたんちゃん、隣で寝ませんかっ⁉あ、私お泊りメンバーじゃなったですね…。ごめんなさい。」

「え、音ちゃんも泊まるんだと思ってた。泊まったら?俺が言うものでもないと思うけど。」

「私は全然ダイジョブ~♪是非来て!」

「じゃあ泊まらせていただきますっ‼嬉しいです~。」

皆と楽しく話していると後ろから足音が聞こえました。
カツカツ、と。
でも振り返ってもだれもいない。
私の気のせいだったのでしょうか。

「ぼたんちゃんどうしたの?」

「何もありません。大丈夫です。」

「そっか。了解!」

他の人を不安に思わせたくはありません。
絶対に私が皆を守ります‼

「お前ら、何してるんだ。」

「あっ、マスター!」

今度は前からマスターが歩いてきました。
正真正銘マスターです。

「芽衣ちゃんの部屋で皆で泊まることになって。芽衣ちゃんがれいが危ないって言ってるのでこんな大人数になりました。」

「そうか。楽しそうでよかった。1週間、思う存分楽しめ。我は部屋に戻る。」

「えっ、マスターも部屋あるんですか?」

「ああ、指令室。というものがあってな。そこで何か事件があってもすぐ駆け付けれるようにしてるんだ。」

マスターちゃんとしてますね。
安心しました。


「じゃあ、マスターおやすみなさいっ‼」

「あぁ、おやすみ。」

「やったぁっ。マスターに返事してもらえました♡マスターすごい可愛いと思いませんかっ⁉私マスターのファンになっちゃってっ…。」

「うんうん、いいよね~。」