偽の狼と真の狼


「おいしかったです~っ‼」

「か、から………。」

えっ、ぼたんちゃん気絶してる⁉
だだ、大丈夫⁉

「ぼ、ぼたんちゃ~ん?大丈夫?」

「多分、このペペロンチーノを食べて気絶しちゃったポイです。私のせいでこんなことにっ。ごめんなさい‼」

ど、どんなくらい辛かったのだろう。
ちょっと気になる。

「私、辛いのが大好物でっ。なので今回はペペロンチーノに辛さマシマシで注文しましたっ。辛くて最高でした~っ。」

つよっ。
音ちゃんすごすぎ。

「音ちゃんすごいね。私はきしめん食べたんだ~‼」

「えぇっ。きしめんですか⁉おいしそう……。」

「でしょ~。おいしかったよん♪」

「皆、そろそろ行かないとマスターに怒られちゃうよ⁉今3時だからねえええ⁉夕食まであと2時間しかないいいい‼」

はは、れい君元気だな…。

「ヘイ翔?2時間後にはどこに行けばいいか教えて。」

「遥翔なにしてんの?(笑)2時間後どこ行くんだろ。」

「2時間後はパーティー会場に行く。地下1階フロア全体がパーティー会場になってるから、そこに集合。1秒でも送れたらお金は没収だ。」

ま、マスター⁉
地下1階が全部パーティー会場ってやばい。
普通はそこで結婚式でもするのかな…。
でも地下だから景色見れないか。

「パーティー会場で、夕食を食べるということね。あちしはいつものことですの。」

「いつもっ⁉リコちゃんすごいですねっ。私はパーティー会場で食べたことないので憧れですぅ~。」

「えっ?あ、ありがとうございますわ。」

「リコちゃんちょっと照れてる~?」

「照れてないっ‼」

多分音ちゃんに褒めてもらったことが嬉しいんだろうな。
かわいいっ‼