偽の狼と真の狼


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「フードコート着いたぁ‼やっとだよぉ~。僕疲れたからおやつ買ってくる。」

「ご飯じゃなかったっけ?」

「うわぁっ。うどん屋さんに、パスタ屋さん!ドーナツ屋さんもありますよ~っ‼わくわくですねっ。」

「音ちゃん‼一緒に買いに行きませんか?」

「ぼたんちゃん‼もちろんですっ。」

ぼたんちゃんと一緒に行くことになった。
仲良くなったから嬉しいっ。

「芽衣ちゃ~ん‼僕と一緒に買いに行こう!」

「ん~。いいよ‼」

芽衣ちゃんちょっと困ってそうだったな……。
遥翔君芽衣ちゃんにちょっとくっつきすぎだと思うんだよね~。

私が一緒に買いに行こうって誘えばよかったっ⁉
芽衣ちゃんが嫌な思いするの絶対私のせいだ……。
ごめん芽衣ちゃん………。

「音ちゃん‼このステーキとかどうですか?がっつり系。それか、パスタですね。」

「ステーキ⁉大好物ですっ。でもちょっと固いので諦めます…。パスタいいですねっ‼私ペペロンチーノにしようと思います‼」

「音ちゃん辛い系行けるんですか⁉可愛い見た目なのに、ギャップですね。」

「実は大好きなんですよね~。人は見かけによらずってことですねっ。ぼたんちゃんはどれにしますか?」

「私は~………って、」

わぁ、翼君がいつの間にかぼたんちゃんの後ろに…。
どこから来たんだろう。

「やっほ~。」

「翼君、やっぱりフードコートにいたんですねっ‼嘘ついてるのかと思っちゃいましたぁ~っ。」

「俺、嘘なんてつかないよ?玄君といた~、とか言われてるけどあれ多分ダミー。俺、玄君と話してないもん。」

「ダミーなんているんですね。そうなると、玄君すごく怪しいじゃないですか。」

「だよね。ちょっと俺皆に説明してくる!じゃあまたね~。」