偽の狼と真の狼


「そういえばみこちゃん?要君って見てない?」

「要君?さっき図書館で会ったよ~‼ここ図書館と本屋さんがあるなんてすごいよねぇっ‼」

図書館かぁ。
確かに図書館とかに居そうだな。
ってことは、ただの本好きということになるのか………。

「何話したの?」

「んー…。本のお話したよ‼怪しいことは言ってなかったかなぁ。」

「とりあえず電話してみよ。スマホ持ってるから。」

プルルルル――――――――

『何か用ですか?』

「要君~!僕だよぼーく!」

「ちょっと、俺が電話かけたのに……。」

『鳳凰…?ご用件は。』

「うーんとねぇ、今どこにいる?来れたら来てほしいなぁ‼っていう電話だよぉ。」

「ちなみに翼君って近くに居たりしない?」

『波音は見てない。今からそっちに向かう。どこ?』

「2階の本屋の前‼」

『りょーかい。じゃ。』

ピロン