全国紙には、大まかな地方に分けて天気予報が書いてある。
外に滅多に出ない私にとって、天気予報は必要のないものだ。
だが、どうしても紙面を開くときに見えてしまう。
今日は晴れ時々雨で、明日は晴れらしい。
普通の天気予報には興味がない。
だがどうも、白黒で太陽のマークを描いているのが、私にとってはとてもおかしく思えた。
なので何故か、私は新聞の天気予報が好きだった。
一面一面、一文字一文字、丁寧に文字を目でなぞっていく。
新聞には、かなりの時間を費やす。
白黒の文面が焼き付いて、目を休ませる。
そして、ふと一面めくるときに、上の方の日付が目に入るときがある。
もうこんなに時間が経ってしまったのか、とまたため息をつく。
すぐに目をそらして、紙面に目を通す。
今日はいつになく興味を引く文面がない。
ちらりと私の目に、小さな木漏れ日がちらつく。
その辺のカーテンでは覆い隠せないような、大きな窓枠。
青々と、木が茂っていた。
葉が木漏れ日の影を作っていて、それがカーテンにうつる。
重なってるところもあるし、大きな隙間のあるところもある。
床にも、木漏れ日がうつっていた。
木漏れ日が大きく揺れることはない。
興味を引く文面がないのも、木漏れ日が小刻みにしか揺れないのも。
「はぁ」
ひざに折りたたんだ新聞をおいて、気だるげに足を広げ、ため息をつく。
そして、木漏れ日のほうを見て、ほぅっとした。
影なのに、なんで暖かいのだろう。
でも、どれだけ温かみがあっても、私にとっては、退屈でしかなかった。
外に滅多に出ない私にとって、天気予報は必要のないものだ。
だが、どうしても紙面を開くときに見えてしまう。
今日は晴れ時々雨で、明日は晴れらしい。
普通の天気予報には興味がない。
だがどうも、白黒で太陽のマークを描いているのが、私にとってはとてもおかしく思えた。
なので何故か、私は新聞の天気予報が好きだった。
一面一面、一文字一文字、丁寧に文字を目でなぞっていく。
新聞には、かなりの時間を費やす。
白黒の文面が焼き付いて、目を休ませる。
そして、ふと一面めくるときに、上の方の日付が目に入るときがある。
もうこんなに時間が経ってしまったのか、とまたため息をつく。
すぐに目をそらして、紙面に目を通す。
今日はいつになく興味を引く文面がない。
ちらりと私の目に、小さな木漏れ日がちらつく。
その辺のカーテンでは覆い隠せないような、大きな窓枠。
青々と、木が茂っていた。
葉が木漏れ日の影を作っていて、それがカーテンにうつる。
重なってるところもあるし、大きな隙間のあるところもある。
床にも、木漏れ日がうつっていた。
木漏れ日が大きく揺れることはない。
興味を引く文面がないのも、木漏れ日が小刻みにしか揺れないのも。
「はぁ」
ひざに折りたたんだ新聞をおいて、気だるげに足を広げ、ため息をつく。
そして、木漏れ日のほうを見て、ほぅっとした。
影なのに、なんで暖かいのだろう。
でも、どれだけ温かみがあっても、私にとっては、退屈でしかなかった。
