ただ、君に触れた夏

そんなこんなで委員会決めが終わり、放課後。初めての委員会で集まる時だ。もちろん集合場所は図書館。
「やばい!!めっちゃ楽しみ!」
隣で一緒に向かう千夢が呆れたような顔で
「委員会に向かいながら楽しみ!とかいうやつ初めてみた笑笑」
と苦笑している。
ずっと図書委員会やってみたかったんだもん!
図書館の扉を開けると座席表が置かれていた。
一列目の左側が一年一組、通路挟んだ右側が二組、二列目の左側が三組、、。ってことは前から二列目の右側か!!
着席しながら千夢と無駄話をしているうちに席がどんどん埋まっていった。
後ろの戸がまた開く。
しかしその瞬間今までとは違う空気の変わり方だった。
強制的に瞳が戸に吸い込まれた。
その先にいたのは葵だった。
「、、え?」
つい心の声が漏れる。
隣にいる千夢の目が変わった。
甘いピンクが光る目。
彼女の目の奥から喜びと狙いがみれる。
、、てか待って待って待って。
二組だよね??
てことは、、!?
前の席じゃん!!