起きたばかりでまだ眠い目を擦りながら画面を見ると、大きく表示された『唯斗』の文字。
LINEで連絡を取り合うのはほぼ毎日のことだったけど、電話なんて珍しくて、少し驚いた。
私は戸惑いながらも、応答ボタンを押した。
震える声を何とか抑えるようにして、唯斗が言った言葉は衝撃的なもので──。
「……優海が、─────死んだ」
──息が、止まった。
……………………え?
今、なんて……。
「今朝、事故にあったらしい。さっき、優海のお母さんから連絡来て……」
淡々と、知っている事実だけを口にする唯斗。
「……今からそっち行く」
何も話さない私に気を使ってくれたのか、電話を繋いだままの唯斗。
私はどうすることもできず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
その後は、家までわざわざ迎えに来てくれた唯斗に連れられて病院へ向かった。
事故だったからか、すぐには面会ができなくて。
受付前の椅子に座っている間、私たちはお互い一言も発さなかったけど、唯斗はずっと震える私の手を握っていてくれた。
どれくらい経ったかはわからない。しばらくして、優海のお母さんが歩いてきた。
そのまま唯斗に手を握られながらついていった先には、『安置室』と書かれたプレートが。──簡単に言うと、霊安室だ。
LINEで連絡を取り合うのはほぼ毎日のことだったけど、電話なんて珍しくて、少し驚いた。
私は戸惑いながらも、応答ボタンを押した。
震える声を何とか抑えるようにして、唯斗が言った言葉は衝撃的なもので──。
「……優海が、─────死んだ」
──息が、止まった。
……………………え?
今、なんて……。
「今朝、事故にあったらしい。さっき、優海のお母さんから連絡来て……」
淡々と、知っている事実だけを口にする唯斗。
「……今からそっち行く」
何も話さない私に気を使ってくれたのか、電話を繋いだままの唯斗。
私はどうすることもできず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
その後は、家までわざわざ迎えに来てくれた唯斗に連れられて病院へ向かった。
事故だったからか、すぐには面会ができなくて。
受付前の椅子に座っている間、私たちはお互い一言も発さなかったけど、唯斗はずっと震える私の手を握っていてくれた。
どれくらい経ったかはわからない。しばらくして、優海のお母さんが歩いてきた。
そのまま唯斗に手を握られながらついていった先には、『安置室』と書かれたプレートが。──簡単に言うと、霊安室だ。
