君に会いたいと願っても。

初詣から数日が過ぎた。



冬休みも、あと少し。



朝、目を覚ますとスマホが震えた。



画面を見ると、廉からLINEが届いていた。



『おはよ。今日何してる?』



私は少し笑いながら返信する。



『特に予定ないよ(笑)』



すぐに既読がついた。



『じゃあ遊ぼうよ。』



『寒いし、家でゴロゴロしたい気分(笑)』



『じゃあ明日は?』



思わず笑ってしまう。



『また誘ってる(笑)』



『だって暇なんだもん。』



そんなやり取りをして、その日は終わった。



翌日。



またスマホが鳴る。



『幸ー。』



『なに?』



『今日も暇?』



『暇だけど(笑)』



『じゃあ遊ぼう。』



『また?』



『うん(笑)』



そのやり取りがおかしくて、思わず笑ってしまう。



でも、その日は家の用事があった。



『今日は無理かも。ごめん。』



『そっか。また今度!』



短い返事なのに、どこか残念そうなのが伝わってきた。



そして、その二日後。



『幸。』



『ん?』



『今度こそ遊ぼう(笑)』



『そんなに私と遊びたいの?』



送信した瞬間、自分でも少し照れた。



数秒後。



『うん。』



たった一文字。



でも、その返事に胸が少しだけ高鳴る。



『……なんか照れるんだけど。』



『じゃあ照れさせる(笑)』



『何それ(笑)』



画面を見ながら、一人で笑ってしまう。



少し前まで、こんなにLINEをする相手じゃなかった。



なのに今では、一日LINEが来ないだけで少し寂しく感じてしまう。



自分でも、その気持ちに少し戸惑っていた。