現在 PM7:50


私は寒そうな恭をほっとけなくなって,外に飛び出していた。


「っ!!」

『恭寒くないの?』

「寒くねぇワケねぇだろ。」

『で、なにしてんの?』

「待ってんの。」

『誰を?』











「……お前。」














恭は,頬を赤らめもせずに言った。

『…はっ?』

「お前が来んの待ってた。」