私の姉たちはアイドルなんです!!


時計をみると、いつもよりはやかったからテレビを春お姉ちゃんがつけてくれる。

すると、大きな声がリビングに響いた。


ニュース番組のようだ。

春お姉ちゃんたちが一気に顔をしかめた。

え、何?


見出しには、『今大人気アイドル!シーズンにインタビュー!!』とかいてあった。


『みなさん!今日はあの今大人気アイドルのシーズンのみなさんにきてもらいましたーー!』


シーズンとは今大人気のアイドルグループ。

四つ子の女の子たちがやっているグループだ。

ちなみにみんな私と同じ年。

でも、実はこの子たちは四つ子ではなく五つ子。

けど、四つ子と言っている。

…私たち以外誰も知らないんだけどね。


『では、シーズンのみんなさん!お願いしまーすっ』

『『『『はーい』』』』

そうスポンサーの人が言うと、会場がキャッーという声やシーズン、シーズン、というシーズンをよぶ声であふれる。


『みなさんこんにちは!』

『シーズンですっ!』

『いやー、可愛いですねー!四つ子…なんですよね?』

『はあい、四つ子ですぅ』

『本当ににてますね!』

私とそっくりな顔が4個ならぶ。

しっかりものの長女。

元気な次女。

おっとりさんの三女。

静かな四女。



これは私のお姉ちゃんたち。

春お姉ちゃん。

夏お姉ちゃん。

秋お姉ちゃん。

冬お姉ちゃん。


私のお姉ちゃんたちはアイドル。

しかも大人気。


……なんで私も入らなかったって?


なんでだっけ…