13‐夏の日‐

「ホントやめて!」

私の最後の叫びは

ミキの耳には届いていなかった

ミキはヒロトの所に駆け寄って

ヒロトの友達5人位

一緒に居る様な状態の中で

私の思いを伝えようとしていた