『うん!大丈夫っ…』
そう言ったまいの顔が頭を横切る。
あの笑顔はすごく辛そうだった。
まるで「助けて」って言っているように見えた。
私って弱虫だなぁ…
もっと強かったら…
まいみたいに強かったらまいの力になれたのかな。
まいは優しいから私を心配させたくなくて嘘をついたんだと思う。
でも、気づいたときには遅かった。
とっくの昔にまいはいじめられていた。
見ればわかった。
明らかに接し方がおかしかった。
助けなきゃ。
でもどうやって?
早く打つ手を考えないと。
だけど、怖くてできない。
決心しなければいけない。
まいを助けるために身を投げるって。
やるか、やらないか。
その選択を選ぶときはすぐにやってきた。
「おい、聞いてんのか?」
「岸田くんに関わるなって言ったよな!?」
「やめて、痛い。」
偶然、原田さんたちが体育館裏でまいを殴ったり、蹴ったりしているところを見てしまった。
頭にカッと血が登った感じがした。
気づいたときには体が動いていた。
「やめて!」
許さない。
大切なまいを傷つけたこと。
一生恨んでやる…
「あお、い?」
「何でまいをいじめるの?まいは何も悪くないじゃない!」
「はっ、部外者が何いってんの?よそ者は黙っとけよ」
「部外者?そんなわけないじゃない。私はまいの親友よ!」
今までになかったくらい声が出た。
どれだけ、辛い思いをしたか
痛い思いをしたか
あなたは理解できないんでしょ?
あんたたちを私は許さない。
「もうすぐ、岸田くん来るよ?先生に体育館開けて置くように言われたんだって。」
「もう、写真取ってあるし。証拠あるよ?どうする?岸田くんに見せる?教育委員会にも言ってやろうかしら。」
「っ!」
「待ってそれだけはやめて!」
血相を変えて原田さんが言った。
「じゃあ今後一切、私たちに関わらないこと。」
「いいね?」
「わ、わかったわよ」
そう言ってパタパタと去って行った。
終わった…
強気ぶってたけど凄く足が震えてたし、怖かった。
まだまだだな。
私ももっと強くならないと。
まいを守るために。
原田さんが見えなくなったら、すぐにまいに駆け寄った。
「大丈夫!?怪我してない!?」
顔を見ると涙目になっていた。
よっぽど怖かったんだろうな。
そりゃそうか、あんだけひどいことされたんだから。
「だ、大丈夫。怪我は、ない」
「そっか。良かったぁ〜」
とりあえず、怪我がないなら良かった。
「ありがとう、葵」
「助けてくれて、ほんとに嬉しかった」
とびっきりの笑顔でまいは言った。
ドキッ
ん?なんか胸が苦しい。
なんでだろ?
「葵?何か顔赤いよ?どうした?」
「え?」
驚いて自分の顔を触ってみる。
本当だ。
見なくても分かるくらい熱かった。
「熱でもあるの?」
「熱、ではないと思う。てか、困ったらまた言ってね!」
「?うんっ!」
二人とも笑顔で廊下を歩いていった。
そう言ったまいの顔が頭を横切る。
あの笑顔はすごく辛そうだった。
まるで「助けて」って言っているように見えた。
私って弱虫だなぁ…
もっと強かったら…
まいみたいに強かったらまいの力になれたのかな。
まいは優しいから私を心配させたくなくて嘘をついたんだと思う。
でも、気づいたときには遅かった。
とっくの昔にまいはいじめられていた。
見ればわかった。
明らかに接し方がおかしかった。
助けなきゃ。
でもどうやって?
早く打つ手を考えないと。
だけど、怖くてできない。
決心しなければいけない。
まいを助けるために身を投げるって。
やるか、やらないか。
その選択を選ぶときはすぐにやってきた。
「おい、聞いてんのか?」
「岸田くんに関わるなって言ったよな!?」
「やめて、痛い。」
偶然、原田さんたちが体育館裏でまいを殴ったり、蹴ったりしているところを見てしまった。
頭にカッと血が登った感じがした。
気づいたときには体が動いていた。
「やめて!」
許さない。
大切なまいを傷つけたこと。
一生恨んでやる…
「あお、い?」
「何でまいをいじめるの?まいは何も悪くないじゃない!」
「はっ、部外者が何いってんの?よそ者は黙っとけよ」
「部外者?そんなわけないじゃない。私はまいの親友よ!」
今までになかったくらい声が出た。
どれだけ、辛い思いをしたか
痛い思いをしたか
あなたは理解できないんでしょ?
あんたたちを私は許さない。
「もうすぐ、岸田くん来るよ?先生に体育館開けて置くように言われたんだって。」
「もう、写真取ってあるし。証拠あるよ?どうする?岸田くんに見せる?教育委員会にも言ってやろうかしら。」
「っ!」
「待ってそれだけはやめて!」
血相を変えて原田さんが言った。
「じゃあ今後一切、私たちに関わらないこと。」
「いいね?」
「わ、わかったわよ」
そう言ってパタパタと去って行った。
終わった…
強気ぶってたけど凄く足が震えてたし、怖かった。
まだまだだな。
私ももっと強くならないと。
まいを守るために。
原田さんが見えなくなったら、すぐにまいに駆け寄った。
「大丈夫!?怪我してない!?」
顔を見ると涙目になっていた。
よっぽど怖かったんだろうな。
そりゃそうか、あんだけひどいことされたんだから。
「だ、大丈夫。怪我は、ない」
「そっか。良かったぁ〜」
とりあえず、怪我がないなら良かった。
「ありがとう、葵」
「助けてくれて、ほんとに嬉しかった」
とびっきりの笑顔でまいは言った。
ドキッ
ん?なんか胸が苦しい。
なんでだろ?
「葵?何か顔赤いよ?どうした?」
「え?」
驚いて自分の顔を触ってみる。
本当だ。
見なくても分かるくらい熱かった。
「熱でもあるの?」
「熱、ではないと思う。てか、困ったらまた言ってね!」
「?うんっ!」
二人とも笑顔で廊下を歩いていった。


