余所者-よそもの-【 3 】



私はユキの滑らかな肌に、そっと手を伸ばした。

肩に腕を回して、目を閉じる。


ユキの手が、服の上から身体をなぞった。


その感触が。

いつの間にか、素肌に変わる。


お腹に触れた手のひらが、ゆっくりと肌の上を滑った。

ぴくん、と身体が小さく震える。


……あ。

シャツをまくり上げようとするユキの手を、ぐっと押さえた。


「待って……」

「……むり」

「電気、だけ。消してほしい……です」


明るい部屋じゃ、身体の傷が見えてしまう。


ユキは「はあっ、」と余裕のない吐息を、私の首筋に零して。

ベッド脇に置かれた照明のリモコンへ、手を伸ばした。


だけど。

「………」

なぜか。


その手がピタリと止まる。