余所者-よそもの-【 3 】



「優しく、なくたって……いい」

優しいユキじゃなくていい。


「私は、ユキさんが好き」

ユキの、全部が好き。


「そのままの、ユキさんがいい」


本当の、ユキを。

もっと、知りたい。


ユキが。

私に、ずっと隠していたものを。


「見たい……」



ありのままのユキを。

──愛したい。



「やめ……」

私の肩をそっと押し返そうとするユキの手を取った。


グラグラと揺れる瞳。

そこに飛び込むように、もう一度キスをした。


「……っ」