私はお風呂に入り。
リビングに行き。
キッチンで一杯のお水を飲んだ。
時刻は、もう朝四時になる。
……どう、ユキに謝ろうか。
ずっと考えてるのに、まとまらない。
『触らないでなんて言って、ごめんなさい』
それだけなら、言える。
でも。
どうしてそんなことを言ったのか聞かれたら。
……なんて、答えよう。
「………」
そうだ。
獏からもらったノートを書こう。
頭の中が散らかっているから。
書きながら、自分の気持ちを整理して。
どうやってユキに伝えるか考えよう。
私はノートを隠してある寝室へと向かった。
真っ暗な寝室。
パチン、とスイッチを押して、電気の灯りをつけた。
「……え?」
すると、そこには。
「………」
ユキがいた。
ベッドの上に腰かけて、静かに俯いている。


