余所者-よそもの-【 3 】



私はお風呂に入り。

リビングに行き。

キッチンで一杯のお水を飲んだ。


時刻は、もう朝四時になる。


……どう、ユキに謝ろうか。

ずっと考えてるのに、まとまらない。


『触らないでなんて言って、ごめんなさい』

それだけなら、言える。

でも。
どうしてそんなことを言ったのか聞かれたら。

……なんて、答えよう。


「………」


そうだ。

獏からもらったノートを書こう。


頭の中が散らかっているから。

書きながら、自分の気持ちを整理して。

どうやってユキに伝えるか考えよう。


私はノートを隠してある寝室へと向かった。


真っ暗な寝室。

パチン、とスイッチを押して、電気の灯りをつけた。


「……え?」


すると、そこには。


「………」

ユキがいた。


ベッドの上に腰かけて、静かに俯いている。