余所者-よそもの-【 3 】



「お前がこちらと契約する気がないことは十分にわかった」


女の手を払いのける。


「諦める。その代わり何があっても保証はないし、文句も言うな」


ユキが腰を上げようとした、そのとき。

女が両手で服を掴んだ。


「私、契約しないなんて言ってない」


そのまま、おもむろに立ち上がる。

ドレスのファスナーに指をかけた。


「……可愛くない男」

──ジッ。

一気にファスナーを下ろす。


トサ、と足元にドレスが落ちた。

胸を覆っていたヌーブラも、左右順に──ベリッ、と剥がして放る。


そして、ショーツ一枚の姿で。

ユキの膝の上に、どっかりと跨った。


「………」

「………」

あまりに唐突な女の行動。

野間もバンもぎょっとしている。