「もしかして時間ない?すぐ食べられるほうがいいのかな」
「ううん!食べるために早起きしたから大丈夫」
そう言った千景に、ご飯を用意していると。
「カナコちゃんおっはよー!」
「カナコ、おはよ」
「いい匂いがするな」
潤と、リンコと、トウジがやってきた。
それぞれ席についたみんなに、順番に食事を用意していく。
まだ出勤前だっていうのに、潤とリンコは好きにお酒を入れて飲みだしている。
みんな相変わらず。
私が戻ってから二週間くらいは、毎日どんちゃん騒ぎだった。
落ち着いた今だって、リンコ主催で何度もパーティーを開いてくれる。
ユキは『理由つけてお前と飲みたいだけだ』って言うけれど、それだけじゃないと思う。
「支度、手伝うわ」
長い髪を後ろで束ねてキッチンに入ってきたリンコ。
「ありがとうございます」
リンコと一緒に料理をするのは、とっても楽しい。


